来店が増えたという事実だけでは、販促が成功した理由や購入した人数までは分かりません。来店者分析は、時間や場所による来店の変化を比較し、運営判断の基準をつくるものです。二つの期間を比べる前に、何を一回の来店と数えるかを決め、同じ基準を保つ必要があります。
何を数えているのか
フットフォール(footfall)は、店舗周辺の通行や来店を指すことがあります。店前を通る人と実際の入店は分けて表示します。入店回数は、現在店内にいる人数や、一定期間の重複を除いた来店者数とも異なります。
- 周辺通行 観測する店外のエリアや境界
- 来店数 入店境界、移動方向、集計期間
- 現在の滞在人数 観測するエリアと時点
- 重複を除いた来店者数 再来店の重複除外の有無と対象期間
退店して戻ると、入店がもう一回計上される場合があります。従業員の移動、配送、複数の入口も合計に影響します。導入した構成でどう扱われるかを確認してください。集計方法が裏付けていない限り、入店合計を異なる顧客の人数として表すことはできません。
同じ条件で比較する
営業時間、入店境界、集計ルールをそろえます。近い条件の曜日を比較し、販促、祝日、天候、レイアウトの変更を記録します。カメラや観測範囲が変わった場合は、数値の差を営業成果と解釈する前に、新しい基準を確認します。
時間帯の平均には、短時間の集中が隠れることがあります。時間帯別の来店数と滞在時間を、その時の実際の業務量と合わせて見てください。入口が混む時間は人員配置を検討する手掛かりですが、数字だけで必要人数が決まるわけではありません。

既存の製品画面で来店と滞在時間を一緒に確認できます。画面は韓国語版です。変化を読む際は、グラフとともに集計期間と来店の定義も確認します。
変化から、確認すべき問いを立てる
販促後に来店が増え、平均滞在時間はほぼ変わらなかったという仮の状況を考えます。確認できたのは二つの観測値です。販促が来店増加の原因だとも、店内で関心を引けなかったとも断定できません。
まず周辺通行と流入率を確認します。続いて、来店者が到達したエリアと期間中の運営条件を比較してください。購入結果には別の指標が必要です。レジ周辺の観測とPOS決済は、単位と時間をそろえて読みます。
製品でどう確認するか
saai countのカウント機能で、通行と入店から確認できます。saai insightは来店、滞在、動線を一緒に分析するための情報を提供します。その信号から確認する時間やエリアを絞り、原因は現場で点検します。
例えば、繰り返す来店ピークと接客待ちが重なるなら、人員配置の担当者とその時間帯を確認します。シフトを小さく調整し、近い条件の期間を比較してください。グラフの改善は接客状況と合わせて検討する根拠であり、シフト変更の効果を単独で証明するものではありません。
次の比較の前に
saai insightの来店者分析で、来店数を他の行動信号と合わせて確認できます。
