本文へスキップ

技術 · エージェンティックAI

空間のシグナルを読み、 次の判断を提案します。

人に代わって、あるいは人とともに空間を見守り解釈します。

提案には根拠を添えます。

中核の論理

空間にAIを載せる前に、 空間がまずデータになる必要があります。

文書と取引はすでにデータなので、言語モデルをそのまま載せられます。店舗と現場は違います。空間をまずデータにして(DX)、その上でAIが働きます(AX)。

そのDXをつくるのが、コンピュータービジョンによる空間AIです。二つを別々に導入すれば、つなぐ作業がそのまま残ります。

  1. 匿名化

    身元を消した状態で行動のシグナルを残します。記録してよいデータは、ここから生まれます。

    Anonymizer の詳細
  2. 空間の座標

    動線・滞在・棚での接触を同じ座標に載せます。ここで空間が、問い合わせできるデータになります。

    Spatial AI の詳細
  3. 運営基準

    店舗が違っても同じ定義で数えます。ある店舗の答えが、別の店舗でも成り立ちます。

モデル構成

一つのモデルにすべてを任せません。

空間を読むビジョンモデルと言葉にまとめる言語モデルは、得意なことが違います。課題ごとに合うモデルを選んでつなぎます。

  1. 自社のビジョンモデル

    個人を特定せずに動線と状態を読む部分は、自社でつくります。映像は現場で匿名化してから扱います。

  2. ファウンデーションモデルの組み合わせ

    要約と対話には、公開された言語モデルを使います。つくり直さず、得意なものを使います。

  3. 空間の文脈を渡す

    言語モデルには、匿名化した空間データと運営基準を一緒に渡します。一般論ではなく、この空間の答えが出ます。

どの組み合わせが良いかは、承認と却下の記録で確認します。モデルを変える根拠も、ここから出ます。

提案ができるまで

一件の提案には、四つの段階がついています。

シグナルを検知して根拠を分析します。やることを提案すると、人が確定します。事例を選び、四つの段階をそのままたどってみてください。

事例を選ぶ
サンプルデータ
  1. 01

    検知

    saai care

    • レジ前の待ち人数 7名
    • 平均待ち時間 4分12秒
    • 開いているレジ 1台
  2. 02

    分析

    saai insight

    • 同じ曜日、同じ時間帯の平均待ち時間は2分10秒です。
    • 入口の来店数はいつもと同じくらいです。増えたのはレジ前の滞在です。
    • 過去4週間で待ち時間が4分を超えた日は3日あり、すべて雨の日でした。
  3. 03

    実行連携

    saai agent

    レジをもう1台開けることを提案します。

    優先順位 ·

    なぜこの提案か

    待ち時間が4分を超えた後、会計せずに出た人が増えた記録が4週分あります。

    見込み · 待ち時間 2分台 · サンプル推定

  4. 04

    確定

    ここからは人の役目です。

原則

越えない線を、先に決めました。

エージェントがどれだけ賢くなっても、越えない三つの線です。

  1. 提案までがAIの役目

    承認なしには実行しません。承認の後も、止めて戻せます。

  2. 根拠なしには語りません

    提案の隣に、何を見てそう言うのかが一緒にあります。

  3. 却下も記録として残ります

    人が違うと言った判断は消えず、次の提案の条件になります。

この三つの線が現場でどう守られたかは、事例に記録しています。

仮説から始め、陳列を変え、もう一度測った

機能の基準

機能を出す前に、五つを確認します。

原則を実際の機能基準にします。

基準03 · 人が見るものを減らすか?

従来の通知ストリームと優先順位の画面を並べた例です。指標を増やす代わりに、今日見ることを減らします。

導入の検討

どこから始めるかを一緒に決めます。

現在の運営状況をお知らせください。検討する段階をご提案します。