陳列棚が多い店舗は、エリア間の移動経路の組み合わせがすぐに増えます。すべての経路を表に並べると、かえって何も読み取れません。太さで流れの大きさを示すサンキー図がこの問題を解決します。
何が分かるか
各陳列棚や展示物の間を行き来する多様な顧客動線の流れを、サンキー図(Sankey Chart)に単純化して提供します。流れが太いほど、その経路を通った客が多いという意味です。
あるゾーンの次に最も太くつながる流れがレジではなく出口だとしたら、その間に購入を促す売り場が空いているという意味です。
いつ使うか
多様な顧客動線のタイプと、それに関連する陳列棚や展示物を把握し、店舗レイアウトの変更に活用します。
例で見る
以下は例です。フロー図で「新商品ゾーン」の次に最も太くつながる場所がレジではなく出口だとします。これは新商品ゾーンとレジの間に、購入を促す売り場が空いているという意味に読めます。その区間に売り場を設けた後、同じ流れを再確認すれば変化があったか分かります。
どの機能と一緒に見るか
一つの機能だけで原因まで突き止めるのは難しいものです。別の機能と重ねて原因を絞り、対応した後にまた別の機能で測り直す。この順序が繰り返されます。
- 測定 — 最も太い流れを代表動線分析と重ね、その流れが代表経路と一致するかを見ます。
- 対応 — 空いている区間に売り場を設けます。
- 再確認 — 購入転換分析で、その区間を通った客の購入が増えたかを見ます。
複雑な動線も、太さ一つで主要な流れが浮かび上がります。 その中で最も太い流れ一本だけを見たい場合は、代表動線分析へ進んでください。saai insightで来店客フローを確認できます。
