基本定義
エッジAI(Edge AI)とは、クラウドサーバーではなく現場に設置した小型機器(エッジデバイス)でAI分析を行う方式です。映像が店舗の外に出ないためデータ流出リスクが減り、ネットワーク状態に関係なくリアルタイム処理が可能です。
クラウドと何が違うか
クラウド方式は映像を外部サーバーに送って分析します。回線コストと遅延が生じ、何より原本映像が店舗の外に出るという負担があります。エッジ方式は分析をデータのある場所に持ち込みます。映像はその場にとどまり、結果だけが動きます。
リアルタイム性も異なります。混雑検知や異常状況アラートのように数秒が重要な分析は、ネットワークを行き来する往復時間なしに現場で即座に処理されるときに最も速くなります。
プライバシーとの関係
エッジAIはプライバシー・バイ・デザインと自然に噛み合います。映像が機器のメモリ内で匿名化・分析され、保存されなければ、外部に出るのは座標・年齢層といった統計値だけです。「原本はどこにあるのか」という問い自体がなくなります。
規制の観点からも有利です。データが国境や事業所の境界を越えないため、持ち出し・委託をめぐる検討が大きく簡素化されます。
SAAIでの活用
DEEPINGSOURCEは、小型のAI分析機器を現場に設置するオンプレミス方式を基本として提供します。既存のCCTV映像を現場機器が受信し、メモリ上で即座に匿名化・分析したうえで、外部には個人情報のない統計値のみを送信します。カメラ4~8台の小規模店舗から数千台規模まで、同じ構造で拡張します。
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